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May 05, 2005

三味線ざんまい

群ようこの「三味線ざんまい」は40歳を過ぎた著者が三味線を習い始めてからのあれこれを書いた本。三味線って難しい楽器だと聞いてはいたけれど、それがどんなふうに難しいのか、読んだらわかりました。すごーく大変。

まず、三味線を習うだけじゃダメなんですって。その前に小唄を覚えねば三味線を教えてもらえないらしい。三味線は小唄に合わせて弾くものなので、小唄の間とか拍子の取り方もセットでマスターしなくちゃなんないんだとか。あら〜。

それにちょっと手入れを怠ると音が狂ってくる三味線の繊細さ(弾く前と後に布で拭かないと手の脂が残って音が鈍る)、楽譜なしで口伝で覚えること、もうそれはいろんなことが書いてあって、不器用な私はもう絶対三味線を習うのは無理だなと思いました。

が、著者は頑張るのです。毎日家でお稽古を繰り返し(三味線って弾く前にいちいち笛で調弦するそうです。初心者のときは調弦だけで30分かかったとかフツーに書いてある。そのことだけで三味線を習う大変さがわかります)、どうにかこうにか二年で名取りに。

「好きっていうことはものすごい力を発揮するんだな〜」と感心しました。F4が好き、歌詞の意味を知りたい、セリフを音じゃなくて言葉として感じとりたい、なのに中国語のほとんどわからない私。でも、なんかちょっと励まされた気がします。

……って書いてる割には買った中国語のテキスト、まだ二回しか開いてないんですけどね(笑)。

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