最近見た映画のこと
「ツインズ・エフェクト」。人間に恋した吸血鬼の王子様。ベッド代わりのゴージャスな棺桶に彼女と寝転ぶ姿がほのぼの。映画が終わった後にちょっとだけ流れる、イーキンさんがツインズの女の子にアクション指導しながら(←だと思うけど違うかも)余裕しゃくしゃくで体を動かしてるシーンがとにかくカッコいいし、秋生さんが若い女性の血を吸おうとセクシーに迫るシーンにも大人の魅力が。
「色情男女」。心ならずもポルノを撮ることになってしまった映画監督レスリー様。主演女優スー・チーはわがままで大根、スタッフの心はばらばら。それでも撮るからにはいいものを作りたい、という熱意が周りを変えていきます。誰も見てなくても試合をするスポーツ選手になぞらえて、モノを作ることを語ってるところが印象的。
「私の頭の中の消しゴム」。若年性アルツハイマーでだんだん消えて行く妻の記憶。妻が夫に宛てた手紙でだだーっと涙が。夫役のチョン・ウソンが、スーツなときもワイルドなときもとにかく男前で男前で男前で。コーラ飲み干してゲップするシーンは拍手したくなるくらい。
「星願」。病気で目が見えず、声を出せない青年。交通事故で亡くなった彼が、好きだった女性に思いを伝えるために、別人の顔と体で戻って来るのです。彼は自分の正体を明かしてはならず、短い時間しかこの世にとどまることができません。わー、もうあらすじ書いてるだけで泣きそう。こちらは主人公が男前じゃなくて普通の人。で、それがすごくいいんです。小さな幸せを大事に大事に生きている普通の人がすごくいい。主人公の友達だったエリック・ツァンだけがすぐに「甦り」に気付くのですが、この父ちゃん、それほどたくさん出番があるわけじゃないのに出て来るところみんな泣けるの。とにかく切なくて美しい話。好きな人と一緒にいられるってありがたいなあ、幸せなことだなあと感じさせてくれる映画でした。
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Comments
はじめまして。星願見て泣きましたよ。シンプルで、それはちょっと…と思う撮影効果もあるけど、好きな作品です。
で、この目が見えない主人公さんが楚留香の第4代さんで、Kenちゃんが第5代なんですね。
Posted by: つちのこ | June 17, 2006 at 12:47
つちのこさん、はじめまして。
「星願」よかったですよね、私もボロ泣きでした。
そう、ラストシーンのあれはちょっとな〜と思ったのですが、見終わった後もしばらくいい気分でいられるようなステキな映画でした。
リッチー・レン、先代の楚留香なのですね。
「星願」では心の豊かな、小さな幸せを大事に生きてる人の役がすごく似合っていて、彼の楚留香も見てみたいなあと思いました。リッチー版とKenちゃんのとではまるで違ったドラマになりそうで、すごい楽しみです。
コメントありがとうございました。ぜひまた遊びに来て下さいませ♪
Posted by: 緑 | June 17, 2006 at 23:32