張 國榮/Leslie

January 04, 2006

my song

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日帰りで帰省。お盆に借りたレスリー様セットをあかりちゃんにお返したら、また新たな布教グッズがうちにやって来ました。あ、あんなにお借りしたのに、まだこんなに持ってたのね。マヤ、恐ろしい子…。

わ、きゃっ、レスリー様の歌う「明星」も「月亮代表我的心」も入ってる〜。聴きたかったの、入れたかったのよiPodに。あっチャウ・シンチーとレスリー様が兄弟役で共演する映画もあるわ。あら解説文がステキよ、「おかまっぽい次男ソウ(レスリー・チャン)、そしてラジオの人気DJでプレイボーイの三男のフン(チャウ・シンチー)」だって。スゴいスゴい。濃いわ。最高よ。

でも一番驚いたのは、お借りしたレスリー様の経典の中に「妄想」って曲が入ってたことね。ジャケットを見て笑い崩れたわ。まるで私のためにあるような曲ね。あかりちゃんありがとう、私、歌えるようになるまで練習するわ。

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December 27, 2005

別れの夜

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お盆に借りたレスリー様セット一式(コンサDVD、映画、CD)をお正月の帰省でお返しすることになりました。見た、一通り全部見た、けどね、けど、正直私はお返ししたくないです。ものすごく気に入ってしまったの。「ブエノスアイレス」の妖しいあの人や、「流星語」の泣けちゃうお父さん、「キラーウルフ」の女性よりも色っぽい裸の背中とお別れしたくない。

レスリー様申し訳ありません、いつか、いつか私の懐に余裕ができたらマイ・コレクションとして私の家にいらして下さい。でも私、結婚してからこっちビンボーまっしぐらで懐に余裕ができたことなど一度もないのです。これが今生の別れになるかも。よよよ。今日はひとまず私、あなたのコンサDVDを見ながらお別れを申し上げておきます。

で、見直しているんですが、あのねF4迷のみなさん、甘い!甘いわよ!香港コンサのハワイアン・ルックなんてまだまだよ。レスリー様なんかね、いつもラメラメに光ってるか、もわもわの毛皮に包まれてるか、んでなければお胸が透けてるのよ。赤いハイヒール履いてルージュ塗って踊って下さってるのよ。で、で、それがすっごいステキなのよ。スターなんだからカッコいいのは当たり前、スゴい衣装を身につけて、なおかつ衣装に負けないオーラを放つことが出来るのが一流の証。加油よ、Kenちゃーん。

ときどきコンサの裏側みたいな映像が入るのですが、こちらもすごい。イヤリングをつけるレスリー様のしぐさが既に女性。んで、男性ダンサーと絡むとなんていうのか媚態っていうのか、女の子〜な感じがするの。密かに嬉しそうな気が(笑)。が、一人でマイク蹴っ飛ばして踊っておられるときはひどくセクシーな男性なのです。男性なのに女性、凛としてて妖艶。うう、もったいない。ほんとにお別れするのが切ないです〜。

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December 20, 2005

「我愛香港」

「我愛香港」(服部貴子/文芸社)を読んでます。香港に語学留学した女性が書いてるんですが、なんかこの著者さん、私と似てる。私は外国で一人暮らしなんか度胸がなくて出来ないし、そんな向学心もないけど、もののとらえ方や感じ方に共感する部分が多くて、読んでてしみじみ。

たとえば。香港に来た頃、携帯電話を契約するのに電話をかけたら広東語がまったくわからなくて必要な書類が揃わずとても苦労したのに、一年後に今度は解約するのに電話をかけたらすらすら通じて、香港に来て初めて自分を褒めてあげたくなって大泣きした、とか。

たとえば。香港のスーパーで野菜がぐじゃぐじゃ、卵が割れたまま陳列されてるのを見てブルーになり、「なんでもっときちんとしないの!」「どうして並ばないの?」「どうしておつりをごまかすの?」「どうして謝らないの?」と香港に怒りが込み上げた、とか。

ものすごーく肩に力が入ってて、生真面目で、一生懸命な著者さんがいじらしくなってしまう。たぶん私、この本をずーっと昔に読んだことがあると思うの(←図書館で借りた本だけど表紙に見覚えがあるので)。でも、全然覚えてなかったし、っていうことは印象が薄かったんだと思うけど、今読むとものすごい面白い。まったく同じものが、出会う時期によって面白かったりもそうでなかったりもする。何にでも出会うべき時期があるのだなあと思います。

で、でね、あ、いいなあと思ったのは香港の街角でいろんなスターに会った話。友達との待ち合わせに遅れて急いでたとき、アパートのゲートをばーんと開けたら、そこにおとといVCDで見たばかりの俳優さんが着替えていたそうな。あまりに勢い良くゲートを開けた彼女に驚いてスタッフ達は驚いてたけれども、その俳優さんだけは全く動じず、優しく微笑んでくれたらしい。さすがスターだ…と思ったというエピソードが。そのスターさんはレスリー・チャン、そうあのレスリー様だったのです。

いいなあ。アパート出たらレスリー様。優しい微笑みって「あ、見たね?」みたいないたずらっぽいものだったのか、「ふふふ…」なセクシーな笑みだったのか、想像が広がります。慌てるスタッフ、微笑むレスリー様。なんだかスターな雰囲気の伝わる話だなと嬉しくなってしまいました。

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December 04, 2005

「欲望の翼」

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「欲望の翼」を見ました。1960年代の香港、片思いする若者達の話…だと私は思うのです。ストーリーに触れてますのでご注意を。

サッカー場で働くスー(マギー・チェン)はどこか崩れた感じの青年ヨディ(レスリー・チャン)に声をかけられる。最初は洟も引っ掛けなかったが、彼に「時計を見ろ、1分間だけでいい」と言われ、薄暗い部屋で一緒に1分間時計を見つめることに。すると彼は言うのだった「この1分を忘れない」。うっわー、キザです。思いっきりキザです。でもでもあの黒目がちの瞳で、かすれた声で、こう言われて心が揺れない女なんかいるんだろうか。ええ、次のシーンでは二人ベッドでいちゃついています。ヨディさん、仕事が早いです。

が、彼はそんないちゃいちゃの最中もどこか冷めている。「結婚はイヤ?」とスーが尋ねると「ああ」。傷ついて部屋を出て行く彼女に見向きもしないで鏡で髪を整えている。でも、そう答える彼もまた傷ついているように見えるのです。別の日、訪ねて来たスーに彼は言います「今はいいが、いずれ必ず俺が嫌いになる、不幸になるぞ」と。その言葉通り、彼の部屋には既に新しい恋人であるダンサーのミミ(カリーナ・ラウ)が待っているのでした。

レスリー様演じるヨディは悪いオトコです。でも、結局どの女にも本気になれない、ものすごーくモテるんだけど満たされてない感じがするのです。あ、光源氏だなと思いました。源氏の君は幼い頃死別した母親の面影を探し求めて女性遍歴を重ねますが、求めても求めても本当に欲しいものは手に入らない。ヨディも養母に育てられ、本当の母親を知らずに屈折してしまってます。「いずれ必ず俺が嫌いになる」と信じ込んでいて、だったら自分が本気になる前に相手を捨ててしまえ!と思ってるのかもしれない。幸せになろうと思って生きている感じが全くない。気まぐれに女性を口説き、ふらふらーっと風に乗って生きている。

そしてヨディは子供のようでもあります。本当の母親がフィリピンにいることを知って訪ねて行くが会えない、母の屋敷から去って行くときに背中に母らしい人の視線を感じるけれどもけっして振り向かない。「あちらが顔を見せないんだから俺も絶対見せない」。うーん、子供。そして母親にまた捨てられたと感じて自暴自棄になってチンピラと揉め事を起こして逃げる、そして死ぬ。とっても子供。名うてのプレイボーイでありながらも、子供の一面を持つ、どこか寂しげな美しい男。レスリー様以外の人が演じたらこの映画はどんなふうになるんだろう、「悪いオトコ」でなくて「イヤな奴」になってしまいそう。

スーもミミもヨディに片思いし、ヨディは母親に片思いしている、この映画は片思いの集合体のようです。でも特に切なくもなく悲しくもなく、華やかで軽やか。崩れた感じのヨディの着こなし、肩口まで見せたミミの女性らしいラインのドレス(小椋冬美の描く女の人のようで色っぽくてやわらかそうで好き)、きっちりしたブラウスとスカートのスー。いかにもその人らしいファッションがステキ。ストーリーはじめっとしているのに走る列車のラストはからっとしていて、なんだか不思議な映画でした。

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November 22, 2005

「花の影」

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レスリー・チャンの「花の影」を見ました。ジゴロなレスリー様、女性を騙す悪い男、美しい洋装姿、退廃的な空気…どれも好きなんだけどなんだけど、でもな〜、面白くないんだよな。以下、ストーリーに触れてますのでご注意下さい。

辛亥革命の頃の中国、親を亡くして姉のもとにやってきた少年、忠良(レスリー・チャン)。姉の嫁いだパン家は大金持ちで、アヘンを吸い麻雀で遊ぶ乱れた家風の一族だった。忠良はそこでアヘン中毒の義兄と姉から性的虐待を受け、傷ついたまま家を飛び出す。数年後、ジゴロとなった忠良はボスからパン家の跡取り娘の如意(コン・リー)を誘惑しろと命じられ、あの忌まわしいパン家に戻るのだった。

レスリー様、ジゴロの手管であっさりコン・リーを籠絡。ほんとに所作の美しい方です。ラブシーンなんか特にそう。ふわっと動いたかと思うと素早くキスしたり、ばさっと女性を押し倒すような動きは、わわ、なんてセクシーなのかしら〜と目を奪われます。ああこのまま二時間ジゴロの映画を見たかった…。

で、相手役のコン・リーがねえ、見えない、どうしてもお嬢様に見えない。顔がねえ、土臭い(ファンの人読んでたらすみません)し、ぼてっとした唇、丸い目元、どっしりした体つき。深窓のお嬢様というよりはもう既に一家を取り仕切る主婦の貫禄が…。お化粧やぼーっとした表情で清楚なお嬢様っぽく見せてますが、ムリです、しぶとさ、たくましさが顔つきに出ちゃってます。この映画、ここで失敗しちゃったと思うの。だってこの人とレスリー様のラブストーリー、別に見たいと思わないんですもん。

そしてパン家の養子の端午がねえ、キノコなヘアスタイルと如意を追う変態チックな眼差し。如意に片思いしつつ、彼女に尽くすっていう切なく美しい役どころなのに、ちーっとも同情も共感もできない怪人物になってます。せめてこの人だけでも美しく描かれてたら映画の面白さも違ったのに。

この映画のレスリー様は苦悩顔が多く、見ていてあまり楽しくないし、魅力も感じませんが、ラスト近くの「君のためにパイプを用意した」と告げるときがすごいです。「なぜ大人になどなったのか…」の優しい顔と声と淋しそうな様子がたまりません。もう戻れない子供時代への憧憬と夢見るようなまなざし。私のこの映画のツボは軽やかで華やかなレスリー様のジゴロと、ラストのこの顔でした。あ、でもときどきコン・リーがどっしりしていながらもものすごく美しく見えるときがあって、特にレスリー様とすったもんだあってからの臈長けた感じはさすが女優だなあと思いましたです。

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November 07, 2005

「我」

気がつけばまた一週間…。何も書かずにお休みしてしまい申し訳ありません。なんというのか、人間関係って難しいなと思ったのと、たぶん私が悪いのだろうなという反省と、でも自分のそういう部分はきっと変わらないだろうなという諦めとが入り混じってどんよりしていました。あ、頂いたコメントやメールで落ち込んでるわけではありませんので念のため。

昨日、犬の散歩をしてたら、ちょうどiPodでシャッフルされたのがレスリー様の「我」でした。この曲は何度か聴いていたけど、それまで特になんとも思わなかった部分が、昨日は胸に響いてうっとなりました。歌詞の中の「我就是我」と「我喜歓我」。「私は私」で「私は私が好き」。

たまたま心が弱ってるときにこの曲を聴いたのは偶然だろうけど、悩んでるときにこのフレーズが耳に入ったのも偶然だろうけど、はっとしました。かっこ悪くてなさけないけど私はやっぱり私だし、そんな自分を嫌いにならなくてもいいんだよな、と。またレスリー様の声が、くしゅんとなってる気持ちをそーっと撫でてくれるような慈しみに満ちていて、もうちょっとで泣きそうになりました。

更新してないときに来て下さった皆様、すみませんでした。ひっそりしたblogなので、長く休んだらぐっとお客さんも減るだろうなと思ってたのですが、でも覗いて下さった方が私が思うよりもたくさんいて、ありがたくて嬉しかったです。ぼちぼちの更新になりますが、また覗いてみて下さいませ。

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October 23, 2005

キラーウルフ/白髪魔女伝

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「キラーウルフ/白髪魔女伝」を見ました。あらすじに触れてますので未見の方はご注意を。

明朝の中国。武術の名門一族の盟主に育てられた一航(レスリー・チャン)は、たぐいまれな強さを持ちながらも、一族の勢力争いに興味のない自由人。ある日、彼は森で美しい女(ブリジット・リン)と出逢う。

…で、あとをつけた一航は彼女が泉で水浴びする姿を覗き見るのです。薄物をまとったまま背泳ぎしたり、手で水をすくって体にかけたりして、うっとりと気持ち良さそうな彼女。ぽーっと見とれていた一航は、見つかって女から責め立てられますが「ベイビー、オレとこんなに近くで話したかったのかい?」と花輪くんのような余裕でかわす。この辺のちゃら〜っとしたレスリー様の軽さがなんともステキ。

すったもんだあって(←略し過ぎだ)、女と一航は敵対する間柄とわかったのですが、もうそのときには二人、しっかりと恋に落ちていたのでした。水浴びしながら抱き合う二人。レスリー様が彼女の首や肩にふはふは〜っと唇を這わせるとブリジットはへなへな〜。しかし、この間もブリジットさんは薄物着用、絶対脱ぎません。代わりにレスリー様が脱ぎます。肉感的な白い背中を披露。こういうシーンで女性よりも色っぽい男性を初めて見ました。

永遠の愛を誓う一航に女は訊きます「私が白髪になったらどうする?」。すると、一航の答えは「大丈夫、20年に一度咲く不老の花を手に入れるから」。お、おい?「白髪になっても愛してるよ」じゃないんかい?一航さん、いちゃいちゃしながらもとても現実的。けれども20年に一度咲く花なんて怪しいもので恋人の加齢に対抗しようとする姿勢に、やっぱり日本人とは違う感覚を感じました。遠い、遠いよレスリー様が。

やがて、永遠の愛を誓いながらも彼女を疑った一航は愛を失います。怒りと悲しみで彼女の髪は一瞬にして真っ白に。が、白髪頭になると同時になぜか超能力を身につけた彼女は、宙を舞い、自在に伸縮する髪の毛で敵を攻撃するなどの人間離れした活躍で一航の危機を救い、そして立ち去ります。残された一航はあの20年に一度の花を探し出し、じっと番をしながらもう10年も彼女を待っているのです。

20年に一度咲く花や10年の待ちぼうけなどなど、せせこましい日常からかけ離れた中華なスケールの大きさに、ちょっと遠い目になってしまいました。

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October 21, 2005

Boulevard Of Broken Dreams

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ここ数日間、ちょっと気を抜くと、私の頭の中でレスリー様のあの曲が流れてました。「Boulevard Of Broken Dreams」。

なんていうか、ものすごいけだるーい曲なんです、そしてセクシーです。えーと、ガウン着て脚組んで椅子に座って、片手にブランデーグラスゆらゆらさせてるレスリー様の姿が浮かんでくるようなそういう曲です。特に「♪ だら ら だら だら だ〜ら〜(←すみません、私の耳にはそう聴こえる)」の部分が、何度も頭の中でこだましてました。

私は本とか映画とか音楽にすぐに影響されてしまうので、これを聴くと「人生って…むなしい」みたいな気持ちになります。英語だし、レスリー様が何を歌ってるのかわからないのですが、なんか歌い方がねえ、人生に疲れて倦んでる人のそれっぽくて、そういう気持ちになってしまうのです。

で、退廃的な気分を引きずっていたのですが、今朝起きたらなぜか頭の中のBGMはチェッカーズの「あの娘とスキャンダル」に変わってました。特に好きでもない、そしてここ何年も聴いてないであろう曲に。な、なぜ?

あれですね、きっと私の脳内iPodにはとりあえず聴いて覚えちゃった曲が全部入ってるんだと思います。そして、なんかの拍子に出て来る、シャッフルされて。

今はチェッカーズなので普通に暮らしてますが、「♪ だら ら だら だら だ〜ら〜」が流れてるときは何をする気もしなくて困りました。台所仕事とかまったくしたくなくなった。あ、言い訳か。

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October 09, 2005

最近見た映画

見た映画のひとくちメモ。ネタバレしてますのでご注意下さい。

「男たちの挽歌1&2」。ヤクザである兄と、兄をヤクザだと知らずに警官をめざす無邪気な弟レスリー・チャン。兄は長塚京三と石橋蓮司を足して二で割って苦悩のパウダーをまぶしたような渋ーいおじさん。で、大好きなお兄ちゃんにまとわりつくレスリー様がかわいいかわいい。ふわふわの髪とふっくらほっぺ。絵に描いたような美青年……だと思ったらこのとき既にレスリー様は30歳過ぎてたそうです。わ、わ〜。

正しいヤクザが悪いヤクザに陥れられて、耐えて耐えて耐え抜いて最後に爆発、ばばばばーん、ばきゅーんばきゅーん。銃器がうなり、血湧き肉躍ります。あ、踊るように撃ちまくるチョウ・ユンファもステキ。「挽歌2」では捜査の過程で女性を誘惑するちょっとオトナなレスリー様が見られます。

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んでも、同じレスリー様なら私はこっちの方が好き、「狼たちの絆」。男女三人組の泥棒さん。おしゃれで軽くて撃ち合いにしても戦い方にしてもなんとなくユーモラス。ルパン三世みたいな、一つ間違えたら命を無くすような狭間にいるのに、いつも口笛吹いてるような感じの泥棒さんなのです。途中でレスリー様が踊るタンゴ!タンゴがものすごいカッコいいです。ダンスが上手い役者はたくさんいるでしょうが、緩急つけて色っぽく粋に踊れる人はそんなにいないと思うのよ。

「ルージュ」。淋しい生い立ちのせいで不器用なほど一途に人を愛する女性や、心変わりする恋人、時の流れの残酷さ。名作なのでしょうが、見た後でしばらくどよーん。

「人魚伝説」。高校生役の金城武が初々しいのと、人魚がひらひらと泳ぐ様子がキレイでした。

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「チャイナ・ドラゴン」。美女に見とれて車をぶつけてしまい、髪の毛を爆発させてボロボロの服装でヨロヨロ出て来るという、昔のコントみたいなギャグが満載。タケちゃんのコスプレも楽しい。好きな人は好きなはず。私は好きだ。

「喜劇王」。最後のNG集(?)のカレン・モクは、おどけたり笑ったり、一つ一つの動作がキュート。彼女がレスリー様やシンチーさんやKenちゃんやヴァネ、ステキな人達とお仕事できる理由がわかった気がします。はじけるような笑顔とか身をよじって喜ぶ様子がものすごいかわいらしいんですもん。

「君を見つけた25時」。ビビアン・スーがあどけなくて天真爛漫。いかんいかんと思いつつも彼女に惹かれるトニー・レオンの、いつも困ったような顔がセクシーでした。

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September 13, 2005

「ボクらはいつも恋してる!/金枝玉葉 2」

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「ボクらはいつも恋してる!金枝玉葉 2」を見ました。ようやく思いが通じ合い、一緒に暮らし始めた二人。しかし、芸術家肌のサムとおおらかなウィン、性格の違い、生活習慣の違いから幸せなはずの生活に翳りが。そんなとき、同じマンションにウィンの憧れの歌手であるフォンが住み始めて……。以下ネタバレしてますのでご注意下さい。

女と、男装した女。女が好きな女と、女装した男。愛さえあればなんでもアリな世界が描かれ、まさかまさかな展開に私は口がぽかーん。

でもでも最後の、空港に向けて走り出すサムの姿と、かぶさるように流れる曲「追」の一節の「ずっと君を追いかける こんな僕はぶざまかもしれない」を聴いたら、また涙がぽろっと。

前作では追いかけられる側だったのが今度は追いかけている、前作ではゲイが大嫌いだったのにこの映画ではゲイカップルを励ましている、男装したウィンと抱き合ってるのを見とがめられると「悪いか?」と開き直る、ずいぶん強くなったサム。ステキです。

停電したエレベーターの中のレスリー様とアニタ・ムイが好き。蛍光棒の光の中で楽しそうに踊る二人。その後、どちらも若くして亡くなる運命だなんて、そんな不幸の影も何も見えないほのぼのしたシーン。もうこの世にいない人達だからか、緑色の光が照らす二人は幻想的で美しく、何度も巻き戻して見てしまいます。素敵なシーンを見ると混ざりたいとかこの人と代わりたいとか、そんなことを思う多い私ですが、この二人はただもうずっと見ていたい。

映画でもドラマでも本でも、見た後や読んだ後に、背中を押してくれるようなのが好きです。明日を信じられるような、世の中捨てたもんじゃないなと思わせてくれるようなものが好き。この映画もそう。「また別れることになるかもしれない」と言うウィンに、サムが一瞬言葉に詰まりながら答える「今から未来を恐れたら、何も始まりはしない」。この二人はきっとまた揉めるだろうけど、こういう気持ちで向き合ってたら何度でもやり直すだろうな、大丈夫だなと思わせてくれる説得力があります。迷ったり悩んだりの私は、このひとことにすごく励まされるし、救われる。スターは亡くなってからもこうして映画の中で、きらきらしながら生きている人を励まし続けてくれるのだなと思います。

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